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夜は琥珀色 ~家飲みウイスキーのことなど~

しみじみとウイスキーのお話を

白州ノンエイジ

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スコッチのシングルモルトを続けていましたが、こうも暑いと割って飲む機会が増えます。ですので少しの間、ゴクゴクと飲めるもので進めたいと思います。まずは夏のお供、サントリーシングルモルト白州のノンエイジになります。値上げ後の価格は700mlのボトルで4,500円前後。白州12年が9,000円ですのでおよそ半額になります。

改めてではありますが、強気の価格ですね。流通量が少なくて高くなりがちなマイナーな蒸留所を除けばスコッチの10~12年もののほとんどが買える価格になるので、価格競争力の面では大きく劣ります。サントリーシングルモルトといえば山崎というイメージが浸透する中、白州はどのようなポジションを目指すのでしょうか。

開封してみます。「森の白州」のイメージのせいか、ほのかに朝露がついたような木の香りがします。3月、朝8時ぐらいの森の感じですねw 口に含むとリコリスの甘さと少しの樽感がやってきます。余韻は短めでそのあとに結構ハッキリとアルコールが感じられます。うーん、若い。

イメージそのまま、若木のウイスキーですね。幹や枝に水分をたっぷり含み、苔生したりもしていない若木です。これからの熟成を待つ、そんな印象。鰹で言うなら初鰹、さっぱりしています。味わいに押し付けがましさがないので食中酒としても十分使えるでしょう。


【香 り】 3月ごろの若木
【味わい】 草の甘さ
【余 韻】 あまりなし
【短 評】 花粉はまだ飛んできません
【飲み方】 割ります

 

 

 

 
正直なところ食後にゆっくりとストレートで…ってのには力不足ですね。サントリーハイボールありきのマーケティングをしていますし、そういう酒だと割り切って好きな割り方を模索するのがいいかと。割り用のウイスキーだと思えば、優秀なベースリカーだと思います。暑い日の夜の風呂上りにキンキンに冷やして割って飲むとたまらなく美味い。

ただ、ネックになるのがやはり価格なんですよねえ…前述の通り、12年ものぐらいまでのスコッチのシングルモルトのほとんどが買えてしまうので、それを押し退けてまで買うかってことになります。割って飲むにしても同じ価格帯のスコッチの方が味わいが深いし面白いんですよね。値上げ前の価格ならギリ割り用として買えたのですが、今は一度手に取ったボトルをそっと戻し、同じ価格のスコッチをレジに運んでいます。すいません。