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夜は琥珀色 ~家飲みウイスキーのことなど~

しみじみとウイスキーのお話を

竹鶴ノンエイジ

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先日、帰省していた際に飲むウイスキーが実家になかったので、コンビニで目に入った竹鶴ノンエイジを買い込んでみました。ボトルを買うのは竹鶴12年終売時以来、あとは居酒屋でたまに飲む程度でした。ニッカ商品の値上げ・終売が来週に迫る中、この竹鶴ノンエイジは700mlのボトルが2,200円前後から3,200円ぐらいにまで値上がりしてしまいます。

長らく愛飲していた竹鶴12年が終売となり、代替品として期待された竹鶴ノンエイジはお世辞にも評価は高くありませんでした。私自身も「んんー、もう一つかな」と感じて以降は買いませんでした。竹鶴12年の甘い記憶も薄れつつあるいま、値上げ後はその竹鶴12年をも上回る値になってしまうノンエイジを確認することは意味があることでしょう。

それでは開封してみます。確かな爽やかな柑橘系の香りと少しのアルコール感が。口に含むと樽感がベースでドライな味わい。ビターとスパイスが支配的ですね。余韻はウッディさが先にきてあとにバニラの甘さ、最後にトースト感がこっそりと顔を出します。ノンエイジにしては余韻はある方ではないかと。

若さゆえのピリピリ感は否めないですね。ただ、竹鶴の味わいはベースにあるなと感じました。現行では次が一気に17年まで飛んでしまうので比較するのも何ですが、ピート感はどうしても薄くなってしまいます。感覚的には宮城峡比率が高くなっている気がしました。全体的にドライな印象ですね。割って飲むと相性がいいでしょう。


【香 り】 フルーツ感のあるアルコール
【味わい】 ドライな樽
【余 韻】 ウッディなバニラ
【短 評】 大卒ルーキー
【飲み方】 割り~ギリでストレート

  

  

若いながらも竹鶴の味わいはありますし、発売当初よりも美味しく感じました。当時はどうしても竹鶴12年との比較をしてしまいましたからね。竹鶴17年とはさすがに比較のしようもありませんし、こういうものだと思えば案外すんなりと受け入れてしまいました。ドライなテイストなので濃い目で割るとさらに引き立つかと。

ただ、懸念されるのが値上げです。2,000円台ならともかく3,000円台に突入したときに選択肢足りうるか、というのはなかなかのハードルになるかと思います。飛躍的に知名度と売上を伸ばしている竹鶴ブランドですが、お値打ちなところも受け入れられていた要素の1つ。これが値上げによってどうなるか。注目ですね。