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夜は琥珀色 ~家飲みウイスキーのことなど~

しみじみとウイスキーのお話を

余市 ヘビリーピーテッド

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余市と同時に発売となった限定品、余市ヘビリーピーテッドです。何でも3,000本しか出荷していないらしいこのヘビリーピーテッド、噂(画像とか)が出回り始めてすぐに確保に動いたので何とかなりました。700mlで13,000円弱、価格帯としては余市15年を少し超えてくるあたりですね。

深く濃い青いラベルが高揚させてくれます。寝かしておけば数年後には数倍に跳ねることは間違いないのでしょうが、私はコレクターでもない一介の家飲みマンなのでサクッと飲みますw ただ新余市が思ったより塩辛いテイストに振っていたので一抹の心配がありますが…

開封してみます。名前の通り濃いピート、スモーキーな香りが充満します。その奥には甘さもしっかりと。口に含むとナッツ、ビターなバニラ。余韻はまろやかながら力強いウッディさ。

これが余市です。求めている余市がありました。甘さは控えめですが、濃いピート、スモーキーさ。48度とプルーフ高めながら45度の新余市より断然穏やかです。それに何より新余市で感じられた塩っ気はありません。重要なことなので2度言いますが、塩辛ではありません!w


【香 り】 まさにヘビーピート
【味わい】 ナッツ
【余 韻】 濃ゆい樽
【短 評】 余市真打
【飲み方】 ストレート

  

  

余市の不安を吹き飛ばす余市っぷりでした。新余市からのヘビリーピーテッドを飲んでみて思ったのは、特に長熟のコク旨系の原酒が枯渇してるんだろうなあということです。今までアクが強過ぎてあまり使ってなかった塩辛系の原酒割合を増やしたのが新余市、今や貴重なコク旨系を使っているのがヘビリーピーテッドという感じですね。

まあマッサンの影響で「余市はクセがある」というイメージの浸透、およびアイラ系の伸長もあって、「塩比率増やしてもよくね?」という背景も新余市の方向性を後押ししたのだと思います。ですがヘビリーピテッドの方向性こそ飲み慣れた余市ベンチマークとしては15年が対象になってくると思いますので、近いうちに手元にある15年との比較をしてみたいと思います。

(ニッカのシェリー樽は正直そんなに…な感じなので宮城峡シェリーカスクはスルーしましたw)