夜は琥珀色 ~家飲みウイスキーのことなど~

しみじみとウイスキーのお話を

ロンサカパ センテナリオ 23年

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ずっとシェリー系スコッチを続けてきたので閑話休題、ウイスキーからも離れて唐突にラムといきましょう。とはいってもたまーに飲む程度なので、ド定番のものしか知らないんですけどねw そんなわけでロンサカパ センテナリオ 23年です。グアテマラのダークラムで700mlのボトルは4,500~5,000円かと。XOだとその倍の値になります。

ロンサカパはMHD(モアヘネシーディアジオ)グループ傘下のブランドになり、国内でも比較的手に入れやすいラムの1本です。ディアジオらしく値上げが多いですが、南米仕事にしては品質が安定してる方なのでちょくちょく買います。それに私好みのペドロヒメネス熟成、ねっとりとした甘さが期待できますw

それにしても赤いですね。アベラワーアブーナと同じぐらい赤い。開封してみます。黒蜜のようなラムの甘い香り、焦がしたカラメル、奥にチョコも…遠くグアテマラの情景が目に浮かびますね。行ったことはないですけど。口に含むと香りそのままメープルシロップ、梨、ハチミツなどの多様な甘さがまろやかに広がります。余韻はラムレーズン、バニラ。これまた甘いですがしつこくありません。

ラムらしい甘さがしっかりとあり、それでいて後味はすーっと消えていく。なかなかに上品な作りのラムです。「ラムって甘ったるくて…」って人にもおすすめできる1本かと。まあ甘党の私の極甘評価ですけどねw ラムって1本あると結構便利で、ストレートだけでなくコーラやソーダで割るもよし、ホットラムにしてもいい。

  

  

ウイスキーと大きく違う点は年数表記で、この23年はウイスキーのように「熟成23年以上」ではなく「熟成23年以下」になります。このロンサカパ23年は6~23年の原酒で構成されてるらしいですが、何せ南米仕事なのでホントかどうかはよくわかりません。まあ美味けりゃ別に何年でもいいんですw

さらなる甘さ(とある程度の質の担保)を求めるなら「船長」ことキャプテンモルガンのプライベートストックもリーズナブルでいいですね。アイスクリームにかけるとちょっと本格的な雰囲気が楽しめますw 私の家飲みはこのロンサカパ23年(XOはちょっと高いかなー、と)とロンカルタビオXOのローテで決まりです。でもロンカルタビオ、置いてる店あんまりないんですよねー。