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夜は琥珀色 ~家飲みウイスキーのことなど~

しみじみとウイスキーのお話を

白州蒸留所限定シングルモルト

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年明け以降しみじみ系を続けてきましたので、ここいらで少し違う趣向のものを紹介したいと思います。サントリーが保有するシングルモルトの双璧、白州。その白州蒸留所のファクトリーショップでは、市場で出回ってるサントリー扱いのウイスキー(ラフとかボウモアとか)が、市場とほぼ同じ価格で販売されています。つまり、フツーです。遠く白州まで行った甲斐がありませんw

そんなファクトリーショップにも限定ものが販売されており、それがこの「白州蒸留所限定シングルモルト」になります。小ぶりな300mlで1,500円ほどだったと思います。(かつては豊富な原酒が販売されていましたが、原酒不足を受けて販売中止もしくは縮小になっているようです)白州ノンエイジが700mlで4,000円強ですので、そのクラス相当というところでしょう。

サックリと開封してみます。青リンゴの爽やかさ、熟しきっていないバナナの香りが漂います。若さは感じますが、嫌味な感じはさほどありません。口に含むと若さの割りにまろやかに、程よくハチミツのような甘さが控えめに広がります。余韻も程ほどに樽感、トースト感が。

森感を前面に押し出した白州ノンエイジ(12年も含めて)と比べると、それらの特徴はさほどありません。むしろまろやかさと甘さを前に出したイメージで、白州の別の顔を見せてくれたようで新鮮です。どうやら6~8年ぐらいの熟成原酒らしいのですが、その割りにはアルコール感はあまりありません。素直な印象のモルトですね。


【香 り】 青リンゴ
【味わい】 薄めたハチミツ
【余 韻】 薄っすらとトースト
【短 評】 森ガール
【飲み方】 お好きな飲み方で

 

 

 

ぶっちゃけ結構好きなんです、この白州。素直な甘さがわかりやすくて気に入ってます。まあ白州は「甘さ」と「上品さ」の山崎に対し、「森感」と「スモーキーさ」でブランディングしているので、こうした甘い原酒は表立って使いにくいんでしょうね。ファクトリーショップ限定なのが少し残念ですが、原酒にも限りがあるでしょうから遠征の楽しみにしておきます。

個人的に白州は山崎よりも好みなモルトです。特に白州18年はコストパフォーマンスに優れた1本だったと思っていて、両手にジャパニーズシングルモルト(家飲みの範疇で)を抱えるなら片手に余市20年、もう片方は白州18年です。しかしながら値上げ前は1万円ちょっとで買えた白州18年も今や2万5千円...何ということでしょう...んー、同じ値段なら響21年でしょう...ねえ...